身長を受け入れた軽い話。

最近はやりのパーソナルカラー診断。そして骨格診断。

身長とファッションって、いやでもお手手つないで暮らしてますよね。

女子か。

一方は、自分のセンスや努力で、どうにでもなるもの。

もう一方は、自分の努力ではどうにもならない部分が大きくて、ある程度遺伝子的な、運命的なものが大きかったり。

ちなみに、私の公式身長は167.7cm(2017年6月26日調べ)。世間的には、割と大きいほう。

というわけで「身長」から始まるお話。

 

友達から、「身長高いの羨ましいな」って言われたことは多々。相手の子は150cmあるかないかのミニサイズから、160cmちょい超えくらいの子まで様々。

人間って常に自分にないもの欲しがるよね?(突然)

別に私は欲しがらない、とかではないし、わたしも「どうせ高身長なら、175cmくらいあってもよかった」なんて思うから。でもそれって不可能ですよね。一重を二重に出来ても、低い鼻を高くできても、小さな胸を豊胸出来ても、身長には限界がありますよね!!

つまり、遺伝子レベルのことを羨ましがったり、羨ましがられたり、すべて不可能、無駄な欲望なのです。親を変えることになるよ。

そんなわたしの遺伝子についての隣の芝生青くてもやもや案件。留学中になくなりました。(1年間だけでしたが留学をしていました。)完璧に変わりました。

「アメリカで出会った人は、みんな自分自身そのままを愛している」

よく聞く話だと思います。私も聞いていました。海外ドラマを見て感じていました。

実際に行くと、肌に感じました。きっとこれはヨーロッパに留学していたら少し違ったかもしれない、なぜなら私が留学していた場所が、国内屈指の人種のるつぼの都市を含む州だったから。

完全な田舎の大学でしたが、白人黒人アフリカ人アジア人東南アジア人。ウェーブがかったブロンドヘア、真っ黒な癖っ毛、青い瞳に黒い瞳、茶色い瞳に緑の目。高い鼻も低い鼻も立体的な顔も平面的な顔も。

とにかくたくさんいました。みんなが同じ場所で授業を受け、ご飯を食べ、暮らしていました。だから、コスメ売り場に行けば、日本の三倍くらい種類のあるファンデーションを見たし、ベジタリアン用のメニューや食品、グルテンフリーのレストラン、8Lのサイズまである洋服。全ての人が受け入れられ、だからこそ彼らは、彼女らは、自分自身を受け入れ、自分を愛して、生きていました。

 

友人が言っていました。

「ヴィトンやプラダのような、特に洋服に力を入れたハイブランドは、アメリカから発祥しにくい。なぜなら【これが普通の体型】という普通がないから。そんなハイブランドの発祥はほとんどヨーロッパでしょう?」

 

もちろん、友人の意見が全てというわけでも、私が感じたことがすべて正しいわけでもありません。ただ私は、そんな国の佇まいに、スタイルに、とても救われました。

 

日本人は、っていう言い方をあんまりしたくないけど、「日本で出会った友達」っていう意味で「日本人」って使うと、日本人の特に女性は、常にほかの人のスタイルを真似て、服装や髪型、化粧とかを変えているイメージがあって、それを彼女らが好き好んでやっているのかについて、私はいつも疑問があって。一時期みんなオフショルでしたね。

 

私は考えた。

女子が行くお店のサイズ展開、そこまで広くないから、結局何にも買えないし、私だけ仲間外れにされてる気分。「あなたには無理だよ」って。

そうじゃない。私が私を愛してあげられてなかっただけ!!!

 

こんな堅そうなことを言いましたが、まあ私の中で一つ出た結論。

「約168cmは、めちゃくちゃ都合のいい身長。」

大きめの女性の身長であり、かつ、小柄な男性の身長にもなる!ってことは、高身長女性向けの服装もできれば、小柄な男性向けのスタイルにもチャレンジできる。最近の私の挑戦してみたい服のジャンルは、Tシャツにジーンズ。ジーンズをスキニーとかクラッシュにすれば、メンズっぽくなれるし、ショートパンツにすれば女性っぽくなるし。がっちりメンズの服とかにすることには興味ないけど、メンズ物のTシャツの方がかわいい柄とか形のほうが多くて、しかもSサイズならちょうどの大きさになるし。

 

しかもですよ!私が大好きな安田章大くんの身長、164.5cmですよ。(本人談)わたしよりちょっと小さいけど元々彼のファッションに興味を持った私としては、完璧すぎる一致。

 

はい。

 

 

自分の愛し方を1つ見つけたところで、もっと自分を愛せますように。

一つ、お金を貯める。

一つ、なんでも着こなせる身体をつくる。

着たい服を着られるようになれば、この僻みがかったこの心も、また輝いてくれるのかも。

だって、女の子だもん!!!!!!

 

ラストのオタばれ感と、目標の量産性感がすごい!クセは強くない!!

 

        というわけで、身長から始まる、自己愛と都合のいいお話でした。